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経済学部山口純哉准教授が長崎東高校で基調講演を実施

 6月14日(水)、長崎大学経済学部の山口純哉准教授が長崎県立長崎東高等学校からの招待を受け、WWL基調講演会(SDGs講演会)にて講演を行いました。

 WWL(ワールド?ワイド?ラーニング)とは、世界で活躍できる人材を育成するため、高校の先進的なカリキュラムの研究開発をしながら、高校、大学、企業、国際機関等が協働し、高校生へ高度な学びを提供する仕組みの形成を目指す取り組みです。

 長崎県では文部科学省の委託を受け、中国竞彩网_新浪体育nba-直播*官网2年度から長崎東中学校?長崎東高等学校を拠点校として取り組んでいます。長崎大学は、このWWLの事業協働機関の一つです。この講演会は、WWLの取り組みの一環で、国際社会の各分野で活躍する先生方を招待し、高度で深い学びの機会を提供するため、高校1、2年生を対象に実施されました。

長崎県立長崎東高等学校の校舎


講演を行う山口純哉准教授

 山口准教授は今回、「経済分野」の一人者として招待され、「ともに良き世を創るために~問題解決はじめの一歩~」と題し、講演を行いました。
 講演では、山口准教授自身の経済学との出会いや、阪神淡路大震災および東日本大震災の震災復興に携わることで得た現場体験が紹介されました。これらの経験から、山口准教授は地域経済、ソーシャルビジネス、まちづくりに興味を持つようになったことも語られました。
また、「問いかけ」や「考え続けること」の重要性や、本質的な問題を探求する姿勢についても生徒たちに伝えました。
 さらに、地域経済の現状を「合成の誤謬」と「囚人のジレンマ」という概念を用いて分かりやすく説明し、多角的な視点で問題を考える必要性を強調しました。さらに、クイズを通じて固定観念にとらわれず柔軟な発想を持つことの重要性を示しました。
講演後、生徒代表が感想と謝辞を述べ、講演会は盛況のうちに終了しました。

(生徒代表の感想と謝辞)
 問題を見つける時には「この現状をどう変えればいいのか」と「現状」にばかりに目を向けていて、自分がどこに向かっているのかわからなくなったことがあります。これからは、先生のお話しにありました「理想像」も同時に意識し、そして問題を見つけたら「なぜ」、「なに」の問いかけを繰り返しながら、仲間と一緒に考えていきたいと思います。今日は素晴らしいお話をありがとうございました。

講演後の感想と謝辞を伝える生徒代表