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経済学部生が蒲鉾工場を見学 ~ビジネス実践力育成プログラム~

 経済学部の「ビジネス実践力育成プログラム」は、専門知識を活かし、実業界と協力して課題解決に挑む力を育成することを目的としています。
 今年度の本プログラムでは、長崎蒲鉾水産加工業協同組合「長崎かんぼこ王国」様にご協力いただいています。

 6月12日(月)の第1回講義では、長崎かんぼこ王国から株式会社長崎杉蒲の杉永幸之助氏にご登壇いただき、長崎の蒲鉾業界の現状についてご説明いただきました。
?第1回講義の様子:https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news3985.html

 

 7月3日(月)の講義では、長崎蒲鉾水産加工業協同組合のご協力により、杉永蒲鉾、長崎蒲鉾及び川虎かまぼこ3社の本社工場見学を行いました。
 学生たちは蒲鉾の製造過程を見学し、担当者からの説明を通じて蒲鉾に関する知識や工場内の仕組み、長崎蒲鉾の歴史を学びました。見学中には、担い手不足や原材料価格の上昇、SNSを活用した販路拡大や観光客の認知度向上といった企業経営における課題が浮かび上がりました。これらの課題に対するアイデアをまとめ、提案していくことが今後の課題となります。
以下は工場見学をした学生のコメントです。

【杉永蒲鉾本社工場を見学した学生】
「工場見学後、伝統と最新設備を織り交ぜた製造過程を体感し、経営に関する考え方や工夫に興味を持ちました。ブランド化や鮮魚物流の強みについての深い調査の必要性を感じ、新たな視点として取り入れて広める手段として活用できると考えました。社長の発想力に刺激を受け、このプロジェクトに生かしたいと思います。」

【長崎蒲鉾本社工場を見学した学生】
 「作業場の効率的で衛生的な配置により、注文された商品を計画生産できる理由を理解しました。新商品のアイデアを提案しましたが、過去に試行されているものが多く、商品化には壁があることがよく分かりました。特に問屋さんから却下されることが多いとお聞きしましたので、商品のアイデアを熟考するだけでなく、クライアントを説得する PR 方法を模索する必要があると感じました。」

【川虎かまぼこ本社工場を見学した学生】
 「私は、若者の蒲鉾離れについて、今後の少子高齢化を考えると、若者に焦点を当てすぎるのもリスクがあるのではと感じました。工場見学でお話を伺ったところ、川虎かまぼこさんでは、高齢者をターゲットとした蒲鉾づくりの取り組みも行っていることがわかり、ターゲット毎の取り組みとバランスが重要だと感じました。工場の方々は、手作業の様子や製造の流れを丁寧に説明してくださり、質問にも親切に対応してくださいました。この貴重な経験を実践に結び付けるために、取り組んでいきたいと思います。」

? 長崎かんぼこ王国



工場見学の様子

売り場見学の様子

出来たての揚げ蒲鉾を試食している様子

業者の方と打合わせの様子