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  • 教育?研究

長崎県立高校工業科の教員の皆様がCAMRISを訪問し高大連携の促進を図る

 2月20日(火)、工業科を持つ長崎県立高校の半導体分野に携わる教員らが、長崎大学総合生産科学域マイクロデバイス総合研究センター(CAMRIS=キャムリス)を訪れ、施設見学や意見交換を行いました。世界的に半導体需要が高まる中、長崎大学では昨年、半導体を含むマイクロデバイス分野における研究開発や人材育成を担う同センターを新設しました。県内の工業高校でも、これからの半導体産業を担う人材育成に注力するため、例えば長崎工業高等学校では中国竞彩网_新浪体育nba-直播*官网6年度から、大村工業高等学校では中国竞彩网_新浪体育nba-直播*官网7年度から「半導体製造技術」という学校設定科目の開設を予定するなど具体的な取組みが始まっています。

 来訪されたのは、工業科を持つ長崎県立高校(長崎工業高等学校、佐世保工業高等学校、鹿町工業高等学校、島原工業高等学校、大村工業高等学校、上五島高等学校)の教員と自治体関係者ら23名です。高大の連携を一層強化し、長崎県の半導体教育の推進を図ることを目的に、長崎工業高等学校様のご提案によりこの企画が実現しました。半導体関連人材教育に特化して、高大連携の交流が行われることは初めての取組みとなります。


坂口工学研究科長の挨拶

 冒頭、坂口大作工学研究科長からの挨拶では、「長崎の地には、まじめでエンジニアとしての資質が高い人材が揃っていることを企業からも高く評価していただいている。これからも学生に優れた教育を提供し、関連企業などの正しい情報を与え、高大一緒になって盛り上げていきたい。」と意気込みが述べられました。

 続いて、CAMRISの大島多美子センター長から、「半導体産業で長崎の活性化を」と題して講演が行われました。半導体産業の現状や今後の展望、日本?九州?長崎県における産業振興に向けた取組みなどを紹介し、「半導体産業は、長崎の経済活性化と雇用の創出に大きく寄与する可能性を秘めている」と述べ、人材育成の重要性について言及しました。

大島多美子センター長の講演

 施設見学では、Electronic Teaching Laboratory(略称ETL:ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社様との教育連携協定に基づき設置した実験室)や、柴田裕一郎教授、兵頭健生教授、大島多美子教授らの研究施設を訪問しました。


施設見学では学生による研究内容の説明や実演などもありました

 そして、最後の意見交換会では、長崎工業高等学校の北島弘明校長から、本学と県立高等学校との包括連携協定を締結したいとの提案があり、検討が進められることになりました。高校生が本学で研究を体験したり、本学の教員が高校で講義したりする等、具体的な協定内容についても意見が交わされました。


意見交換会の様子。長崎工業高等学校の馬場剛教頭先生(写真中央)が進行を務める


 参加した高等学校の教員からは、「今後も一緒にやっていきたいという気持ちが高まった」「お互いに意思疎通を図りながら、風通しのよい“長崎型高大連携”に発展させていきたい」「長崎大学へ進学し研究を通して知識を増やし企業の第一線で活躍する人材になることもよい選択肢であると感じたため、意欲的に向上心を持って学びたい生徒については長崎大学への進学を勧めていきたい」といった声が寄せられ、今後の連携に向けて新たな一歩を踏み出しました。


ETLの前で記念写真


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