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  • 社会連携?貢献

医歯薬学総合研究科の村田比呂司教授がコンビーナを務めるISO/TC 106(国際標準化機構/歯科専門委員会)のワーキンググループが、歯科材料の国際新規格を開発?発行しました

 ISO国際規格は工業製品の世界市場における技術の戦略的展開や国民生活の向上に重要な役目を担っており、世界中で同じ品質の製品を開発?提供できることを目的としています。
 医歯薬学総合研究科歯科補綴学分野の村田比呂司教授は2016年より、ISO/TC 106(国際標準化機構/歯科専門委員会)のSC 2/WG 23(直接法用義歯床用リライン材)のコンビーナ?プロジェクトリーダーに就任し、規格開発提案から約6年間の活動を経て、このたび下記の規格を開発?発行しました。

ISO 23401-1 Ed.1(2023年発行)Dentistry - Chairside denture base relining materials - Part 1: Hard type materials

 ワーキンググループは各国の代表エキスパートから構成され、プロジェクトの提案、規格の素案、複数機関でのインターラボラトリ試験、規格案の各段階での加盟国の投票等を経て、規格が制定されます。本規格は国内の業界団体、大学、関連省庁との調整のもと、日本から提案したもので、WGのコンビーナ(議長)を日本が獲得したことで有利に進めることができました。ただ各国の思惑もあり、予想以上に苦労されました。
 経済産業省も我が国産業の国際競争力強化のために、ISO規格の制定に積極的に取り組みを行っています。また、医療分野の国際標準化においては、厚生労働省、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA: Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)も、アカデミアの国際会議派遣事業などを通じてその取り組みを強化しており、この派遣事業の支援を受けた年もありました。
 なお村田氏は同委員会SC 7/WG 9(義歯床安定用こ(糊)材)のコンビーナも2016年より就任されています。

村田 比呂司 教授