総合生産科学域（水産学系）の松下吉樹教授が、日本水産工学会より2023年度日本水産工学賞を受賞

　総合生産科学域（水産学系）の松下吉樹教授が日本水産工学会より2023年度日本水産工学賞を受賞しました。同賞は水産工学に関する学問または技術の進歩に貢献する優秀な業績を挙げた会員に授与されるものです。
  受賞対象となった研究は「漁業における低環境負荷技術に関する研究」で、各種漁業において、漁業技術の改善による環境負荷の低減に関する研究に取り組んできた業績を評価されました。エネルギー集約型の産業である漁業では、温室効果ガスによる環境負荷を緩和するために燃油消費量を低減させる方策が望まれています。松下教授は小型イカ釣り漁業や中型まき網漁業、以西底びき網漁業などにおいて、効果的な省エネルギー技術の開発に取り組み、一部は社会実装されています。
  東京海洋大学品川キャンパスで開催された2024年度日本水産工学会学術講演会会期中の5月25日に授賞式と受賞講演が行われました。

木村暢夫日本水産工学会長から表彰を受ける松下教授

 

一覧ページへ