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  • 受 賞

大学院医歯薬学総合研究科 博士後期課程の井吉彬太さん(薬化学分野)が日本薬学会第144年会で学生優秀発表賞を受賞しました

 大学院医歯薬学総合研究科 生命薬科学専攻 博士後期課程1年の井吉彬太さん(薬化学分野)の研究成果発表が、2024年3月28–31日に横浜で開催された日本薬学会第144年会で、学生優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞しました。受賞対象となった題目は「架橋部位を有する環状ジ置換アミノ酸を導入したヘリカルペプチドによる不斉エポキシ化」です。同年会は日本薬学会が年に1度開催する大規模な学術集会で、本年も8,300名を超える参加者が集まりました。
 井吉さんは、田中教授と上田准教授の指導の下、ペプチドや希少糖に関する研究を精力的に行なっています。今回、アミノ酸8つからなる小さなペプチド配列中に、環構造を有する人工アミノ酸を導入したペプチドを合成し、その構造と有機分子触媒としての機能性を調べました。側鎖同士をつないだ架橋構造の導入も検討しましたが、環状の人工アミノ酸の導入の方が不斉エポキシ化において高い立体選択性を示すことが明らかとなりました。これらの知見は今後の機能性ペプチド開発の新たな指標となることが期待されます。