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東日本大震災?支援活動

福島未来創造支援研究センター

「災害?被ばく医療科学セミナー」と「復興知?復興学セミナー」を開催

2022年10月21日




 福島未来創造支援研究センターは、9月11日、12日に「災害?被ばく医療科学セミナー」を、12~14日に「復興知?復興学セミナー」を福島県双葉町の産業交流センター等で開催しました。これらのセミナーは福島イノベーション?コースト構想推進機構の「復興知事業(重点枠)」の一環として行われたもので、いずれも国内の大学生等を対象に、福島の現状や被ばく医療科学について理解してもらうことを目的として開催したものです。これまで2年間はコロナ禍のためオンラインでの開催を余儀なくされましたが、今回は実際に現地に集合してのセミナーを開催することができました。

 「災害?被ばく医療科学セミナー」では、9月11日に東日本大震災?原子力災害伝承館や富岡町の廃炉資料館を見学したのちに、かわうちラボの井出寿一氏から川内村の原子力災害からの復興についての講義を受けました。翌12日には復興学生セミナーと合同で、放射線被ばくと健康影響についてや県民健康調査についての講義を受け、さらに川内村の遠藤雄幸村長からは「これからの福島を担う若者に学んでほしいこと」と題する講演をしていただきました。13日は富岡町のとみおかアーカイブミュージアムの見学の後に、経済産業省の木野参事官より処理水についての講義、さらに農研機構の万福先生からは除去土壌についてのワークショップが行われました。最終日の14日には東日本大震災?原子力災害伝承館の横山氏による語り部講話の後に、川内村の住民の方との意見交換会、そして最後に学生によるグループディスカッションとまとめが行われました。






 両セミナーには東日本国際大学やいわき短期大学といった福島県内の大学生、長崎大学経済学部の学部生に加え、長崎大学と福島県立医科大学の共同大学院である「災害?被ばく医療科学共同専攻」の修士学生やそのOBといった多様なバックグラウンドを持った方が参加され、災害?被ばく医療科学分野の知識に加え、福島復興の現状について積極的に学ぶことができたようでした。


(注):「復興知」事業について
         福島イノベーション?コースト構想HP(外部リンク)