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東日本大震災?支援活動

福島未来創造支援研究センター

川内村/富岡町/大熊町/双葉町 長崎大学復興推進拠点活動報告会を開催

2023年03月20日

福島県双葉町の産業交流センターにおいて拠点報告会を行いました。

2023320日に福島県双葉町の産業交流センターにおいて長崎大学の拠点報告会が行われ、現地会場69 (含スタッフ) 、オンラインで39名が参加しました。この報告会は本学が開催しているもので8年目を迎えました。本学の川内村、富岡町、大熊町、それに双葉町における復興推進拠点の活動を報告するのに加え、福島の復興?発展のために活動している自治体と大学が垣根を越えて情報共有し、今後の取り組みについて話し合うことを目的としています。

   まず第1部は「復興に資する地域活動や、復興から発展に資する人材育成に関する取り組み」と題して、山下俊一名誉教授の座長で、大学に加えて行政の方からの活動報告が行われました。長崎大学の山口准教授は、「地域経済を学ぶ学生が被災地を訪れる意義と課題」と題して、人材育成の取組について報告をしました。また、本学と連携して活動している福島大学、福島県立医科大学、そして東日本国際大学といった福島県内の大学からも、それぞれの活動内容についての報告がありました。さらに、川内村 教育委員会 秋元教育長からは、小中一貫校における復興子ども教室と題して、川内村教育委員会での取り組みについて、長崎大学の星野教授も同じく小中一貫校における復興子ども教室として、長崎大学の川内村学園での取組について報告がありました。また、富岡町 三瓶課長補佐からは、富岡町の教育事業における長崎大学との連携取り組みと現状、大学に期待することと題して報告がありました。

「第一部 総評」を述べられる 川内村 村長 遠藤雄幸   

  次の第2部では、高村センター長と双葉町の伊澤史朗町長と「双葉町の復興における課題と展望、大学?復興推進拠点に期待すること」と題する対談が行われました。双葉町は震災?原発事故の被災地で特徴として唯一県外避難をした町であり、昨年の8月、JR常磐線?双葉駅を中心とする特定復興再生拠点区域の避難指示が解除されました。震災から12年が経過、帰還住民に対してこれから双葉町はどうするのか、長崎大学の役割と貢献できることとはについて話しあいました。双葉町の現状と課題、新しい街づくりの取組についてお話しされ、将来の双葉町の存続は若年層の帰還がとても重要であると述べられ、本学の放射線リスクコミュニケーションが非常に重要であることを再認識する貴重な対談となりました。最後に福島イノベーションコースト構想推進機構の山内正之部長、一般社団法人かわうちラボの井出寿一理事、環境省放射線健康管理担当参事官室の鈴木章記参事官から総評をいただいたのちに、本学の中島副所長が閉会の辞を述べられました。

   本学は今回の様々なご意見も参考にしながら、引き続き住民と行政、そして専門家が一体となった原子力災害からの復興モデル形成に向けて尽力していきます。

「第2部 対談」をされる 双葉町 町長 伊澤史朗と高村教授




 20230320活動拠点報告書