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アメリカ内分泌学会発行の学会誌に放射線被ばくに関連する甲状腺がんについての依頼総説が掲載されました

 原爆後障害医療研究所の光武範吏教授らによる、放射線被ばくに関連する甲状腺がんについての依頼総説が、アメリカの内分泌学会の発行する Endocrine Reviews誌に掲載されました。
 この総説は甲状腺に対するさまざまな被ばくのシナリオ、線量、そしてそのリスクに言及したものです。放射線治療や原爆被ばくによる甲状腺がんに留まらず、チョルノービリ原発事故による小児甲状腺がん、そしてさらには福島第一原発事故後に多数発見された小児?若年者甲状腺がんについてまでも、臨床、病理、疫学はもとより、遺伝子多形、変異や発現等の分子腫瘍学的内容までも網羅した総説となっています。そして、チョルノービリ原発事故と福島第一原発事故による両地域の甲状腺がんを比較すると、多くの相違点が明らかになり、福島の甲状腺がんが放射線誘発性である可能性は低いと示唆されることも示しています。
 また、この総説の掲載を機に、米国内分泌学会のニュースレター誌Endocrine Newsに光武範吏教授のインタビュー記事も掲載されました。
 これらのことは、本学が「放射線と甲状腺」の分野において、世界をリードする研究施設の一つであると認められていることと言えます。

?Endocrine Reviews誌に掲載された依頼総説はこちら
https://academic.oup.com/edrv/article/45/1/1/7224422

?Endocrine Newsに掲載された光武範吏教授のインタビュー記事はこちら(※リンク先 P.20~)
https://endocrinenews.endocrine.org/wp-content/uploads/EN_01_2024_IT_FOR_lores.pdf